先日、Macintosh LC475 を入手したのだが、現物を行ったところ電源が入らず起動しないようで、中身を分解してみた。そもそもこの機体を入手したのは68040にアップグレードされたCPUとネットワークカードが目当てだった。
この2つだけでも取り出そうと思い、分解してみる。
分解してみると中は特に以上がなさそうだが、多分電源が死んでいるんだと思う。今回はネットワークカードを取り出して、そっと上蓋を閉じて棚に戻しておいた。
取り出したネットワークカードも特に異常はなさそうで、10Base-5のポートまでついている代物である。10Base-5のネットワークケーブルなんて大学の研究室でしか見たことがなかった。
Performa 588 は LC475 と同時期の機種のため、拡張スロット等は共通化されている。Performa 588 のマザーボードを取り出すとPDS SLOTが存在する。ここにネットワークカードを装着する。
PDS SLOT の大きさとネットワークカードのコネクタの大きさが合わないような気がしたが、無事問題なく装着ができた。
電源を投入したところ、LINK UPしているようだ。
ネットワークアダプタとして認識されているらしく、EtherTalkのアイコンが出てきた。
ここでひとつ問題が発生。MacにIPアドレスを設定するMacTCPという機能拡張があるのだが、これでIPアドレスを設定するのが至難の業だった。IPアドレスをCクラスで設定するのだが、Cクラス3桁分を数値で入力しなければならないようだ。192.160.100 を数値化しなければならないため、エクセルで計算して数値を割り出した。
無事希望のIPアドレスが表示され接続準備ができた。他のPCからPINGを打ってみたが、応答がないため一抹の不安が残る。本当に接続できるのだろうか。
フロッピーディスクで懐かしのFetchをコピーして、社内FTPサーバーにログインしてみた。
Yes!! 無事接続。これでネットからダウンロードしたいろいろなMacのリソースを直接コピーすることができる。
念願のMacLIFEがまたひとつ実現した。