Windows Server 2019 / ASP.Net フレームワークバージョンアップ
本システムは2013年に Windows Server 2008 環境および ASP.Net を使用した Visual Basic .net で開発を行った、建築確認申請の業務管理システムとなります。
本システムのエンドユーザー様は全国に15拠点ある支店から東京本社にある業務サーバーにVPNアクセスを行い社内業務管理システムのネットワークを構築しています。建築確認申請の受付入力から建築設計情報の入力、見積書発行、請求書発行などの帳票出力、申請受付書や適合判定通知書などの交付発行までを行うシステムとなっております。
これまで、Windows Server 2008 と ASP.Net 4.5 で稼働していたシステムを Windows Server 2019 と ASP.Net 4.8 へのマイグレーションを行いました。
プロジェクトで困難を極めた箇所
今回のプロジェクトでは、ASP.Net 4.5 から ASP.Net 4.8 へバージョンアップする為に、開発環境も一新しました。
Visual Studio 2013 で開発していたプロジェクトフィアルを Visual Studio 2022 にインポートしてリビルドする必要があるのですが、長らくコンポーネントのバージョンアップ等をこなっていなかった点と、Microsoft 独自のパッケージ管理 Nuget でのモジュールのインポートなど、環境に依存した知見が必要で調査を行いながら作業を進めたため、かなりの困難があった感じます。しかし、一旦 Visual Studio 2022 の新しい環境でビルドすることができれば、デプロイ先である本番環境のIIS6.0でも問題なく動作したことは、助かりました。
オペレーティングシステム
Windows Server 2019
データベース
Microsoft SQL Server 2019
フレームワーク
ASP.Net 4.8
帳票出力用ソフトウェア
Active Report 16
Excel Creator 10.0
開発言語
Visual Studio VB.Net
プロジェクト期間
6ヶ月間
予算
150~200万円